新時代の教科書「データ視覚化のデザイン」をみんなに勧めたい

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「データ視覚化のデザイン」とは

「データ視覚化のデザイン」とは、Tableau界隈では誰もが知っている永田ゆかりさんTwitterが執筆した令和最大のヒット作です。

これからデータが人々の生活に浸透していく中で、この本は間違いなく人々のバイブルになると言えます。

非常に完成度が高く、数万円のセミナーに匹敵する(もしくはそれ以上の)価値があります。

ここが良い!7つのポイント

  1. 各チャプターの構成まで計算されている
  2. 可視化の種類・用途が網羅的に記されている
  3. 全ての見開きに図やイラストがあり理解しやすい
  4. 引用した全ての作品にURLが添えられている
  5. ゆかりさんの言語化が上手い
  6. ダッシュボードの実例がある
  7. 理想論で終わらせない

各チャプターの構成まで計算されている

まず本書の全体の構成をザックリ主観でまとめると以下のようになります。

1章:視覚化の本質とは

2章:プロの可視化について

3章:チャートの種類・用途

4章:ダッシュボードの実例

5章:組織にデータを根付かせるには

 

お気づきでしょうか。

本書の大枠が「データ視覚化の意義 → 前提 → 基本 → 具体 → 実践」という流れで設計されています。

これにより、自然とデータ活用について理解しやすくなるのです。

 

それだけではありません。

第1章に注目してみると「視覚化の目的 → 視覚特性 → 記憶特性 → 色の使い方 → データと視覚属性の相性 → 色の気遣い → 認知的負荷」という流れで設計されています。

これをさらに噛み砕くと「なぜ視覚化をするのか → 視覚化にはどのようなものがあるか → 視覚化で心がけることは何か」というストーリーで仕上がっていることがわかります。

このように論理的な構成にすることで、読者が無意識のうちに「読みやすい!」と感じられるのです。

可視化の種類・用途が網羅的に記されている

本書ではチャートの種類とその使い方が丁寧かつ網羅的に記されています。

なので「どこかで見たことはあるけど名前がわからない」「斬新なチャートだけどいつ使うのかわからない」という悩みを見事に解決してくれるのです。

よほど特殊なチャートでなければ、この1冊に全てが記載されているので安心して頼ることができます

全ての見開きに図やイラストがあり理解しやすい

タイトルに「視覚化のデザイン」というだけあり、とても多くの図やイラストが添付されています。

これにより読者は脳に負荷をかけることなく、最後までサクサク読み進めることができるのです。

また、チャートに関しても重複したものが無いので、一つ一つに歯応えがありとても勉強になります。

引用した全ての作品にURLが添えられている

本書で紹介されている作品には全てURLが添えてあります。

これは著作権上の都合もあると思うですが、URLがあることで後で自分で調べることができるのです。

気になったものだけを詳しく調べられるのは良いですよね。

ゆかりさんの言語化が上手い

とにかくゆかりさんは言語化が上手いです。

これが本書の最大の魅力と言っても過言ではありません。

私自身が言語化が苦手なタイプなので、本当に尊敬します。

例えば、p19の「本当の意味でデータを読み解くには、表内の数字を全て同時に見て理解しなくてはならない」という一文について紹介します。

これは可視化が記憶を助けるという文脈で書かれたものなのですが、読みながら「なるほど!」とつい唸ってしまいました。

※他にも参考になる言語化が多く存在します

ダッシュボードの実例がある

実は私がこの本を手に取るきっかけとなったのが「ダッシュボードの実例がある」という点です。

ある人がFacebookで本書を紹介しており、その時にKPIダッシュボード(p136)の実例の写真がありました。

許可をいただいていないので画像はお見せできませんが、非常にデザインが洗練されており美しいのでお勧めです。

理想論で終わらせない

たとえ質の高いダッシュボードを作成することができたとしても、それを見る人がいなければ何の意味もありません。

このことを本書では、ゆかりさんの体験談を交えて「ではどうすればダッシュボードを利用してもらえるか」について明快に描写されています。

詳しくは一番最後の章で書かれているのですが、私自身とても考えさせられる内容で勉強になりました。

自己満で終わるのではなく、きちんとフィードバックをしてもらう」ことを意識していきたいと思います。

おわりに

本書の「可視化の目的」の箇所でアンスコムの例が使われているのですが、実は約1ヶ月前に私もアンスコムの例を使った記事を書いているのですが、分かりやすさに雲泥の差がありプロとアマの違いを痛感させられました。。トホホ

データ視覚化のデザイン、本当に読んでよかったです。

読書
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