DuckDuckGo

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Googleに迫り来る小さな検索会社

普段ショッピングをするとき、明日のレストランを探すとき、気になった情報を調べるとき、私たちはGoogleやYahooのような検索エンジンを利用します。

これらは「過去の検索履歴」「位置情報」「ユーザー属性」などを基に、最適な検索結果を返してくれ非常に便利です。

一方、私たちの情報は全てGoogleやYahooに収集され、一般企業や政府に販売されています。

※2013年にはアメリカ元CIA職員のスノーデンさんがGoogleなどから個人情報を収集したことを告発して大きな話題となりましたね。

もちろんGoogleは収入源のほとんどが広告なので、ユーザーに最適な広告を埋め込むことでCV率を高め、多くの商品やサービスを購入してもらわなければなりません。

しかし本当にそれで良いのでしょうか?

自分の行動が監視されてるなんて嫌だ!広告が多すぎる!最適化されすぎて似たような情報しか表示されない!

そんな声から生まれた次世代の検索エンジンが「DuckDuckGo (ダクダクゴー)」です。

DuckDuckGo (ダクダクゴー) とは

DuckDuckGoを一言でいうと「個人情報を取得しないシンプルな検索エンジン」です。

<6つの特徴>

  1. 個人を特定するIPアドレスを収集しない
  2. 個人の検索/閲覧履歴を保存しない
  3. 行動を追跡するCookieを最低限に抑える
  4. 広告や余計な機能が少ないシンプルな画面
  5. YahooやBingなど複数サイトのデータを使った検索システム
  6. 検索結果を下スクロールで無限に表示(1ページ、2ページではない)

※ChromeやSafariのシークレットブラウザは、デバイスのセッション後にローカルの履歴を消しているだけであって、閲覧データなどはGoogleやAppleに取集されています。勘違いされやすい名前ですが。

DuckDuckGoの快進撃

DuckDuckGoは、7年かけて1日の検索数を1000万まで伸ばし、その翌年には2000万、そして2021年5月現在では「8000万」に迫っており、驚異的な成長を続けています。

引用元:DuckDuckGo Traffic

Googleの1日の検索量が約56億であることに比べると小さな数字ではありますが、その存在感はかなり強まってきています。(特にアメリカ)

DuckDuckGoの収益モデル

Googleが広告で収益を得ていることを前述しましたが、DuckDuckGoも同じで広告を主な収入源としています。

Google vs DuckDuckGo

① Google     :蓄積された個人情報と検索キーワードから広告を表示

DuckDuckGo:検索キーワードのみで広告を表示(直前に閲覧したページの関連広告が表示されずに済む)

② Google     :様々なアフェリエイトに対応

DuckDuckGo:AmazonやeBeyなど追跡が不要なアフェリエイトのみを採用

DuckDuckGoをデフォルトブラウザに設定

Safari

Safari のデフォルトブラウザをDuckDuckGoに設定する手順は、

画面上部の [Safari] > [環境設定] > [検索] > [検索エンジン] > DuckDuckGo です。

※私はデフォルトの言語設定が英語ですが、ご容赦ください。。

Google Chrome

Google Chrome のデフォルトブラウザをDuckDuckGoに設定する手順は、

画面上部の [Chrome] > [環境設定] > [検索エンジン] > DuckDuckGo です。

実際に使ってみる

DuckDuckGoは、公式ページから利用したり、iOSAndoriodアプリから利用したりすることもできます。

では早速使ってみたいと思います。

「渋谷 電源カフェ」で検索

「渋谷 電源カフェ」で検索すると、Googleでは「食べログ > Retty > LINEトラベル > じゃらん」の順に表示されたのに対し、DuckDuckGoでは「じゃらん > 食べログ > LINEトラベル > ことりっぷ」の順に表示されました。

Googleでは、食べログ・Rettyなど私が過去に訪問したことがあるサイトが並んでいたのに対し、DuckDuckGoでは、じゃらん・ことりっぷなど初見のサイトもいくつか観測されました。

※Googleでは、Cookieが有効化されているので私向けにパーソナライズされた可能性もあります。

「慶應 GPA」で検索

「慶應 GPA」で検索すると、Googleでは大学の公式HPの情報が大部分を占めていたのに対し、DuckDuckGoでは私のGPA記事など個人のブログが多く反映されていることが確認できました。

この結果からGoogleでは「オフィシャルな記事が上位に来る」ような仕様になっており、DuckDuckGoでは「個人ブログなどアクセス数が多いものをフラットに評価している」のかなということが予想されます。

※内部アルゴリズムを知らないので、あくまで予想に過ぎませんが。