なぜ沖縄の人は100歳以上生きるのか

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はじめに

数時間前にBBCが沖縄をテーマに扱った記事をあげていたので、その内容を早速シェアしたいと思います。

久しぶりの投稿でブログの書き方を忘れてしまっているのですが、暖かく見守って下さい。笑

参考文献はこちらです⬇︎

The ingredients for a longer life
A handful of small towns have remarkable longevity. What is it about their lifestyle that can increase your chances of living to 100?

100歳まで生きる長寿の街

世界中で長寿の街と言えば以下の5つがあります。

  1. Nicoya@コスタリカ
  2. Sardinia@イタリア
  3. Ikaria@ギリシャ
  4. 沖縄@日本
  5. Loma Linda@カリフォルニア

これら5つの町/島は「Blue Zones」と呼ばれており、この地域に住む人々は「100歳以上生きる確率がアメリカ平均の10倍である」といわれています。

Blue Zonesという言葉は、海外の学者が死亡率の調査時に作った言葉で、長寿の地域を青色で印をつけたことに由来します。

※長寿の地域には青色の自然が多いということにもかかっている

食事

Blue Zonesに住む人々に共通する特徴として、まず挙げられるのは「食事」です。

例えば沖縄では、腹八分(お腹の80%が満たされる分しか食べない)という考え方があります。

※腹八分を実践している地域では、現代人が摂取するカロリーの10%以上少ないと言われています。

この適量で抑えるという考え方はアンチエイジングにも効果的で、動物実験でもその有効性が確認されているのです。

仕組み自体はまだ謎が多いのですが、カロリー制限は肥満に繋がる有毒物質・細胞へのダメージを減らすことができると考えられています。

※ハーバード大によると、カロリー制限はガンに繋がるDNA突然変異のリスクを減少させる上に、DNAへの負荷を減らし修復を手助けする効果があるそうです。

また、昔の沖縄の人は「紅芋」を主な炭水化物として摂取してきたのですが、これもどうやら長寿に関係があるようです。

紅芋は米に比べて血液を巡るスピードが遅いので身体への負荷が小さく、ビタミンA・C・Eなども豊富に含まれています

紅芋は食物繊維豊富でコレステロールや飽和脂肪酸が少ないので、高炭水化物であるにも関わらず長寿に良いとされているのです。

さらに沖縄は、血糖値を抑えるゴーヤや栄養素豊富な海産物(海藻・昆布など)を消費しているので、それが老化防止にも一役買っています

他にもギリシャのIkaria島では、自然中心の食事に加え1日に2,3杯のお茶やコーヒーを飲むという習慣があります。

細長いポットで煮られたギリシャのコーヒーは、身体の炎症を抑えるクロロゲン酸が含まれており、そのコーヒーを日常的に摂取することで心臓病や脳卒中になりにくい体質となるのです。

さらにインスリンの増加を抑制してくれるので高血糖症になる確率を減少させる効果もあり、自然中心の食事と合わせるととても健康的な食生活を送ることができます。

 

このように「食事量を抑え新鮮な果物や野菜を食べること」がBlue Zonesに住む人が長生きできる最大の理由で、一般の方が思うような「よく魚を食べるから」ということはあまり関係ないようです。

社会的結びつき

Blue Zonesの人々は社会的に結びつきが強く、友人関係を維持するためのストレスが少ないので、心と身体の状態が良いと言われています。

ブリガムヤング大学によると、人間関係は運動や食生活と同様に健康にとって重要なもので、その社会的結びつきを論じる際には「宗教」が重要な要素となるそうです。

例えば沖縄では琉球神道というものがあり、古来の人々はそれを強く重じてきました。

宗教は人生の目的を与えてくれるだけでなく心を沈める働きもあるので、何かを信仰している人は1〜5年も寿命が伸びると言われています。

しかし何も信仰していない人でも、瞑想をしたり自分と似た考えを持つ人と一緒にいることで、同様の効果が得られるそうです。

まとめ・感想

沖縄の人が100歳まで生きられるのは”健康的な食生活”と”心の拠り所”があるから

 

<感想>

長生きするには「心と身体の状態」が安定していることが重要ですが、その両方を満たしている沖縄はやっぱり特別なんだなと感じました。

以下では私が気になった点について考えていきます。

 

まず挙げるのは「腹八分」という言葉です。

なぜ、沖縄ではこのような概念が浸透したのでしょうか。

理由は「歴史的背景」と「文化的背景」の2つだと考えます。

歴史的背景で言えば沖縄が当時琉球王朝だった頃、周りを大国に囲まれ、いつ敵が来てもいいように対策を講じる必要がありました。

そこで満腹の状態では急な侵略に対応できないので、常日頃から腹八分に抑える必要があったのです。

次に文化的背景としては、沖縄が完全なムラ社会であったという事実が挙げられます。

ムラ社会では誰かが困っていれば手を差し伸べるのが当たり前で、特に貧困世帯が多い沖縄では貴重な食事を家族や近隣住民に分け与えるという文化が根付いていました。

これが結果として「腹八分」という言葉に繋がり、自分よりも周りの人に喜んで欲しいという人間性も暗に伝えているのではないかと思います。

 

次に挙げるのは「信仰」です。

沖縄では先祖崇拝のみならず、御嶽や琉球神道などが今でも信仰されています。

特に地方では昔から酷い税を課せられたり苦しい時期を過ごしてきたので、信仰に対する考え方には奥深いものがあります。

議論を呼びそうなのであえてここでは言及しませんが、現在でもほとんどのウチナーンチュ(沖縄人)が強い信仰を持っているのは紛れもない事実です。

 

ただ注意しておきたいのは、この記事で対象となっているのは「一昔前の沖縄」であるということです。

私たちは祖父母世代のように、紅芋や自然の野菜・果物を主食とすることはなく、先祖崇拝や琉球神道への信仰心もそこまで強くありません。

つまり、以前の沖縄にあった長寿の2大要素が欠けてきているのです。

数年後、沖縄の人の寿命はどうなっているのでしょうか?

もしかしたら「食生活」「信仰心」以外にも長寿の要素が見つかるかもしれませんね!ではまたッ👋

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