Dashboard Studio で洗練された可視化を目指す【Splunk】

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Dashboard Studio とは

Dashboard Studio とは「Splunkのダッシュボードをカスタマイズする機能」で、レイアウト/配色/画像などをデザインすることができます。

例えば、データセンターの稼働状況を以下のように表現することが可能です。
※こちらのダッシュボードは Splunk Dashboard app (beta) > [Example Hub] から確認できます。

デモ動画

Splunk Dashboard Studio Demo
Splunk Dashboard Studio is our new and intuitive dashboard-building experience that allows you to communicate even your most complex data stories. This demo ...

利用方法

ダッシュボードの新規作成画面から [Dashboard Studio] を選択し、レイアウト方法を『Absolute』『Grid』から選択すれば完了です。(サーチ結果の画面の [Save As] > [Create New Dashboard] でも作成できます)


Sorce: https://www.splunk.com/en_us/blog/platform/dashboards-ga-introducing-splunk-dashboard-studio.html

レイアウトの種類

Absolute (浮動)

Absolute は「チャートや画像などを自由なサイズで配置する」という手法で、デフォルトの機能ではできない px 単位での細かなデザインなどに向いています。

Grid (枠組み)

Grid は「チャートや画像を決まった枠組みで配置する」という手法で、従来のダッシュボードのように短時間で複数チャートを配置することに向いています。


Source: https://www.splunk.com/en_us/blog/platform/dashboard-studio-dashboard-customization-made-easy.html

Absolute vs. Grid

Absolute Grid
キャンバスサイズ 任意のサイズに設定可能 × (設定不可)
ただし、行の高さ/横幅は調整可
背景色 好みの色を選択可能 × (設定不可)
チャートの数 いくつでも追加可能 画面に収まる数まで
形状 長方形, 線, 楕円などを追加可能 × (設定不可)
アイコン デフォルトで用意されているものや
任意のSVGファイルを設定可能
× (設定不可)
画像 16MBまでアップロード可能 × (設定不可)

※デフォルトでも色はいくつか用意されていますが、CSSでオリジナルな色 (e.g.”#26AA92″) を指定することも可能です。

ソースコード

従来のSplunkダッシュボードは「SimpleXML」で記述されていますが、Dashboard Studioでは「JSON」で記述されています。

JSON は個々の役割 (e.g. search, input) ごとにブロック分けされているのでSimpleXMLに比べ修正が楽ですが、SimpleXMLのダッシュボードには互換性がないので注意が必要です。
※ Javascript, CSS の拡張機能を使ったダッシュボードのエクスポートでもエラーとなります。

従来ダッシュボードとの比較

可視化

従来ダッシュボード Dashboard Studio
折れ線グラフ
面グラフ
棒グラフ
円グラフ
散布図
バブルチャート
マーカーゲージ
ラジアルゲージ
コロプレスマップ

単一値
単一値アイコン ×
3rd party 可視化 ×
 クラスターマップ
トレリス
×
形状
テキストボックス
アイコン, 画像
×

Dashboard Studioではアイコンや形状なども自由に挿入/カスタムできるので、ダッシュボードを作成する上で非常に使い勝手が良いです。

機能

従来ダッシュボード Dashboard Studio
ドリルダウン
トークン値
可視化用トークン
○ (制限あり)
レイアウト 行-列 形式 Absolute
Grid
チャートエクスポート ×
ダッシュボードエクスポート ○ (制限あり)
カスタム Javascript
カスタム CSS
×

Splunk Dashboard app (beta)

Splunk Dashboard app (beta) とは「Dashboard Studioリリース前のβ版アプリ」のことで、Splunk Enterprise 8.2 以降または Splunk Cloud 8.1.2103 以降では必要ありません。
※ダウンロードはこちら

ただ、Splunk Dashboard app (beta) に実装されている「Example Hub」を利用すると、お手本となるようなダッシュボードのコード/表現方法などを閲覧できるので入れておくと便利です。


Splunk Dashboard Examples

先ほど同様、Splunk Dashboard Examplesというアプリを用いると「チャート毎の細かな表現のコード」を確認することができます。

例えば、単一値表示に関しても『数値のみ』『数値+インジケーター』『数値+折れ線』など多彩な表現をコードベースで確認することが可能です。

References

Splunk Dashboard Studio – Splunk Documentation

Splunk Dashboards app (beta) for Enterprise and Cloud

Dashboards GA: Introducing Splunk Dashboard Studio

Dashboard Studio: Dashboard Customization Made Easy

Dashboard Beta v0.8: Examples Hub