【大学院 vs 就職】理系は結局どっち?

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【大学院 vs 就職】理系は結局どっちがいいの?

  1. 学歴 → 大学院
  2. 初任給 → 大学院
  3. 疲労度 → どっちもどっち
  4. 就職先 → 大学院(職種による)
  5. 人間関係 → 就職
  6. 論文の質 → 大学院
  7. 費用・給料 → 就職
  8. 専門分野の知見 → 大学院
  9. プレゼンスキル → どっちもどっち
  10. 海外へ行くチャンス → 大学院

学歴

大学院

同じ大学卒であれば当然、学部卒よりも院卒の方が学歴に箔がつきます。

また大学院は大学入試よりも比較的難易度が低いと言われており、学歴ロンダリングで偏差値が上の大学へ進学するということも珍しくないです。

「修士号/博士号」という肩書きを手に入れられるのも院生の特権ですからね。

初任給

大学院

理系の場合、平均的にみて「大学院」へ進学する方が給料が高い傾向にあります。

例えば、2020卒の人気企業総合ランキングで首位のTOYOTAの求人を見てみると、

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となります。

しかし、学部卒と院卒の給料が変わるのは「入社4月〜12月の見習い期間のみ」といわれており、TOYOTAの場合では学部卒と修士卒では「17万6000円」しか給料に差がないことになります参考

そう考えると、初任給で安易に院進するのはちょっとナンセンスのように思えますね。

疲労度

どっちもどっち

社会人の場合「平日は9:00-18:00勤務 + 残業」で、平日は自分の時間を取りづらい傾向にあります。

また定時出社・定時帰宅により、単調な生活になることも懸念されるんですね。

院生の場合「平日昼間は研究室+講義、土日はたまに研究」で、社会人ほどの忙しさはありません。

ただ、研究発表前や修論作成期や就活期には、忙しさが桁違いになるということが懸念されます参考

まとめると「社会人は年間を通して忙しく、院生は忙しさに波がある」ということが言えます。

トータルで見ればどっちもどっちだと思いますが、私の周りをみると社会人の方が忙しそうだなという印象があります。

就職先

大学院(職種による)

一般的に「研究開発職」へ進みたいのであれば院卒の方が有利といわれています。

※「日本電信電話」は内定者全員が大学院生

実際、院生の全体に対する人数は「ホンダ = 363/527人」「ダイキン工業 = 239/350人」と、大手メーカーでは院卒が好まれる傾向にあります。

ただ、院卒は初任給をあげる必要があり採用ハードルが高い、文系就職(営業、金融)では若さが重要視されるという理由から、必ずしも院卒が有利だとはいえません。

しかし院生であれば、教授からの推薦も貰え研究職に就くこともできるので「トータルでみると院卒の方が就職に有利」だといえます。

「大学院卒の採用が多い会社」ランキングTOP200 | 就職四季報プラスワン
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人間関係

就職

大学院では、研究室という閉鎖的なコミュニティーでほとんど過ごすことになるので、人間関係の幅は狭くなり思考が偏る傾向にあります。

※もちろん例外もあります。

一方、就職の場合はビジネスで関わる人の数が多いので、少なくとも大学院生よりは幅広い人間関係を作ることができます。

論文の質

大学院

当然ですが、知識と経験に圧倒的な差があるので、論文の質に関しては大学院生に軍配が上がります。

将来ネットに自分の論文が公開されるにあたり、少しでも質の良い論文を出したいですよね。

費用・給料

就職

社会人の方であれば一年目から「自分のお金で生活することができる」のですが、大学院生の場合は引き続き親に援助してもらい生活することになります。

例えば慶應理工の場合、新卒年収*は「256.8万(=21.4万×12) + ボーナス + 残業代」となりますが、大学院へ進学すると「-110.2万」となるので「初年度から360〜500万ほどの差が生まれる」こととなります。

つまり、2年間で多いと「720~1000万の差が生まれる」ことになるんですね。。

※新卒年収は、2018年の慶應理工で最も内定先が多かった「新日鉄住金ソリューションズ」の新卒年収で計算しています。

専門分野の知見

大学院

大学院ではある分野に特化して研究を行うので、当然その分野の知見を広めることができます。

社会人がビジネス的な側面から行動するのに対し、大学院では好きな学問を探究することができるのです。

2年間というまとまった時間で興味を深めるのは、院生ならではの特権ですね。

プレゼンスキル

どっちもどっち

大学院では「学会」などで発表する機会が増え、自然とプレゼンの完成度を上げなければなりません。

しかし「広告代理店」「企画部」「営業」などプレゼン力を要求される職種もあるので、一概にどちらがプレゼンスキルがつくかは断言できないです。

海外へ行くチャンス

大学院

院生には「国際学会に参加するチャンス」があります。

行けるかどうかはその人次第ですが、新卒社員より海外へ行ける確率は圧倒的に高いです。

そもそも社会人なら「自分で稼いだお金で海外へ行く」という選択肢もありますが、新卒は基本そこまでまとまった休みを取得できる機会は少ないと思います。

※もちろん業種によりますが。

大学院と就職で迷う人がすべき3つの事

第一志望の内定をもらい東大の院に合格した方の記事がとても良かったので、そのまま添付します。

結論から言うと大学院と就職で迷う人がすべきことは以下の3つです。

  1. 早めに就活を済ませ、院試の前に内定をとる(外資・ベンチャー・コンサルなど)
  2. 「自己分析・ES・GD・面接」の経験を積み、大学4年でやることを減らす
  3. 院試の過去問を手に入れる
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